恋に落ちて。(「Fall in Love/1984」)

image小林明子ではありません。
若かりし頃のロバート・デニーロとメリル・ストリープ。
今や大御所の二人の主演作、しかも恋愛映画です。
こちら恋愛映画とは言いますが、とてもこってりとした、それでいてさわやかな…食レポじゃありません。
いわゆる不倫をテーマにしたこの作品。
ん、小林明子もそうでしたね。

昔、テレビ放送で観た時は、「え?なんでそうなるの??」と、大人ってはっきりしなくて、なんかずるい。
となんともすっきりしない気持ち悪さを残したのを覚えています。
そんながきんちょにも印象的だったワンシーン。

ある夜、旦那さんとの諍いの末、デニーロのもとに走ったメリル。
翌朝帰宅した彼女に、昨夜のことを旦那さんは問いただします。
何もなかったわ。と答えたメリルに対して、旦那さんがこう返すのです。
「それは、もっといけない。」

こんなに痛い台詞だったのね。。

昨今、この映画のような事象にとても風当たりの厳しい世間。
もちろんいけないことではあります。が、不倫という言葉ひとつで片付けてしまうにはなんとももったいないものもあるんじゃないかな?と思ったり。

穴の底は、落ちてみなくちゃわかりません。

 

 

 

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