プロローグ
僕らの世代って、昭和の最後を知っている世代だと思う。
昔、子供のころ、何かもっと街に活気があって、
今よりもずっと人と人とのつながりなんかがあって、
路地裏で将棋を指すおじいちゃんなんかがいて、
そのおじいちゃん達の横で、僕ら子供がけんかをしたり、
よからぬことをしたりしたら、「コラーッ!」って怒られたり。
そんな思い出が、ノスタルジーを感じさせます。
現在、僕らの世代ってサラリーマンでは中間管理職になっていき、
しかし一方でリストラの風もすごく吹いていて失業する人も増えてきているのが現実。
築30年~築45年あたりのビルがちょうど僕らの世代と同じ年。
この頃のビルって結構しっかりした作りになっていたり、
デザインも機能的で、それでいて、ちょっと無骨なかっこいいデザインが多いです。
現在のビルは、素材もメンテナンスフリーでエコで環境にやさしいデザインが多い。
そんな平成生まれのビルに対し、昭和のビルは要らない建物としてどんどん
スクラップされていく。。。
なにか今の自分と重ねてしまっているのかな?
もう一度再び大きくスポットを浴びて、人気ものになりたい。
自分を信じて生まれ変わりたい。
そんな風にビルが僕らに語りかけてくるようで、たまらない。
なら、
これらビルをデザインそのままで生まれ変わらせよう。
あの頃の古きよき時代の空気感を作り出したい。
僕ら世代の応援歌のように昭和のビルをプロデュースしたい!
そんな思いで始めました。
メニュー
ネオレトロ昭和探訪記
- ボトルにギュッと、凝縮した。(BAR ROSEBANK@西天満) 2016/05/08
- 恋に落ちて。(「Fall in Love/1984」) 2016/05/06
- 月々の香り。 2016/05/02
- 目くるめく、美術館。(スターバックスコーヒー淀屋橋odona店) 2016/04/10
- 贅沢な一粒。 2016/04/06
- さくら、くらくら。(天満橋) 2016/04/02
- 春を告げる魚。 2016/03/26
- 飛び出すケーキ。(西洋茶館・天神橋筋) 2016/03/19
- それぞれのノスタルジー。(ノスタルジア/1983) 2016/03/17
- 下町と銭湯。(十三・寿湯) 2016/03/15
- 季節も運べる時代です。(中村楼・京都八坂神社) 2016/03/08
- 1460+1。 2016/02/29
- 神戸の港の玄関口。(神戸空港) 2016/02/19
- インテリアにも、ライト。(MoMA STORE) 2016/02/17
- 愛と生と死のトライアングル(band called death/2012米) 2016/02/09
- 歴史、髭に詰まってます。 2016/02/07
- 豊岡1925/1945。 2016/02/05
- 「音楽×偶然」は、最高のセッション。(中崎町・うてな喫茶店) 2016/01/30
- 運命にも誤作動はある。(死刑台のエレベーター/1957) 2016/01/27
- 「創造性のある人生。」(映画「David Bowie is」) 2016/01/25
- モザイクガラスの向こうには(梅田・King of Kings) 2016/01/23
- 20年あれば、街も変わる。 2016/01/21
- 跡地という付加価値。(工場跡・奈良) 2016/01/19
- 大丸心斎橋店 2016/01/17
- カラオケもいいけれど。(北新地 cincin) 2016/01/13
- A Film About Coffee/2014 米 2016/01/11
- Family Tree 2016/01/09
- 言わずもがな、なかもず。 2016/01/07
- 2016 2016/01/05
- メリークリスマス。 2015/12/25